
お電話でのお問い合わせ075-221-6323
皆さん、こんにちは。
今回は「更年期における心身の体調不良と漢方薬:婦人宝」について、取り上げてみましょう。
更年期とは卵巣の機能が減退し始め消失するまでの時期とされ(*1)、日本人の平均閉経年齢は50.5歳で前後の5年間、合わせると45歳~55歳の10年間が更年期の期間に相当します。
この更年期に生じる変化として、メンタル面での不調はイライラ感、不安感、情緒不安定、やる気&気力の低下などや、身体面では疲労感(脳疲労含む)、手足の冷え、ホットフラッシュ、異常な発汗、動悸、息切れ、めまい、ふらつき、肩こり、五十肩などがあり、閉経に近づくにつれこれらの更年期特有の症状が出やすくなります。
先日のご相談の方は、仕事柄細かい所まで意識を払わなければいけない職種で、「間違ってないか?失敗して周りに迷惑を掛けるのではないか?」と以前と違い必要以上に不安になることがこの1年で多くなったとのこと。
また今年の夏の厳しい暑さのせいか身体がしんどい、朝起きても疲れを持ち越しているのか目覚めがスッキリしない、肩こり、頭痛など。職場の同性の先輩にも相談できず、平日は仕事なので病院に行く暇もないと、さらに受験生をひかえた思春期の娘さんがおり年齢的に反抗期なのか、受験勉強のせいなのか娘がイライラしていることもストレスの原因とのこと。
もともと頑張り屋さんで、責任感が強いので職場でも上司や後輩からも頼りにされたりするが、30歳代の頃と比べると集中力の低下、物忘れが増えてきて、更に仕事に影響でるのではと心配になる、とのことでした。
この40歳代後半の女性は、職場や家庭でのストレスに加え、女性ホルモンの変化などによって、精神面や身体面に症状が現れてきています。
女性ホルモンであるエストロゲンの減少や「ゆらぎ」の変化がおきている中、改めてこの女性ホルモンの働きは妊娠・出産に関わるだけでなく、体温を作り調節する、骨を作る働きを促進、血管を丈夫に保つ、コレステロールの調整、お肌や髪の毛の潤いやハリに関係するほか、気持ちを明るくしメンタルの安定に役立つ、記憶力や集中力を保つなど活性酸素を消去する働きが大きいと云えます。
では更年期のトラブルに用いる漢方薬:婦人宝(ふじんほう)をご紹介いたしましょう。
セリ科の当帰や川芎(センキュウ)、ボタン科の芍薬、サルノコシカケ科の茯苓(ブクリョウ)、漢方のコラーゲン阿膠(アキョウ)など9種類の生薬が配合され、身体を温め、気血(きけつ)を補い巡らせてくれます。
更年期障害による肩こり、頭痛、貧血、めまい、のぼせ、冷え症や、腰痛、腹痛、生理痛、生理不順、それに耳鳴りにも効きます。
飲み方は1日2回 1回5mLの飲みやすい液体で、お値段は3本入り30日分5500円です。
着払い便にてお送りも出来ますので、ご遠方の方やお近くでもお越しになることが難しい方はお電話くださいませ。
お電話でも店頭でも、症状や体質にあわせ服用期間の目安や日々の生活での養生のポイントなどもお伝えしてまいります。
皆さんのまわりに更年期症状でお悩みのある方がいらっしゃいましたら是非、阪本漢方堂を教えてあげて下さいね。
最後にお知らせです。
来月10月3日(金)~5日(日)にかけて「骨の健康チェック ワンコイン500円測定会」開催致します。
10月3日(金)は西陣千本店にて
10月4日(土)5日(日)は四条新京極本店にて開催します。
詳細はホームページ又は、次回放送にてお伝えいたします。
整形外科にて定期的に骨の測定をしていない方、もしよろしければお越しくださいね。
測定の後、漢方健康相談ご希望の方も是非お越しくださいね。
相談のできる薬局 阪本漢方堂
表示価格:令和7年9月現在税込価格
*1 日本産婦人科学会の定義