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皆さん、こんにちは。
今回は骨に関連しまして「骨の健康度チェック ワンコイン500円測定会」のご案内です。
阪本漢方堂が「骨の健康度チェック測定会」を開催するのは、お馴染みさん自身やご家族の方が高齢化するなか骨のトラブルをよく聞くようになったからです。
この前も「また70歳代の母親が圧迫骨折になった」とお聞きすることがあり、
腰痛がひどく整形外科に受診したところ「6年前に圧迫骨折した腰椎とは、また別の腰の骨がクシャと潰れているのが原因」とわかり母親本人嘆いておられたとのこと。
本当に困るのは、「骨折➡寝たきり➡認知症への道」です。
人生100年時代、90歳代になっても旅行や外食を楽しめる達者な身体づくりをしたいものですし、我々阪本漢方堂も応援したいと考えています。
さて骨は組み合わせにより、私達の体全体、姿や形を作っている訳ですが、骨の働きは複数有りますので、ご紹介しましょう。
1つ目は、頭や内臓を支える身体の支柱となっている機能(*1)で、
首の骨、腰の骨、太ももの骨など身体の様々な器官の重さを支えて、姿勢を保っています。
2つ目は、衝撃に弱い脳や心臓、肺などの内臓を骨格の中におさめて守る機能(*2)で、頭蓋骨や、肋骨、骨盤などです。
3つ目は、カルシウムを貯蔵する機能で、成人の体内のカルシウム量は体重の約1.5%(体重60Kgなら0.9Kg)で、そのうちの99%は骨に貯蔵されています。
4つ目は、血液をつくる工場の機能(*3)で、頭蓋骨、胸骨・背骨(*4)、骨盤、大腿骨など(*5)で行われる、赤血球、白血球、血小板など血液を造ります。
このように大切な働きをしている骨ですが、骨の強度を保つにはどのようにしたらいいのでしょうか?
「骨強度」を高める、又維持するには、「骨の硬さ」と「骨のしなやかさ」の2つが必要です。
骨の硬さとはカルシウムの量、つまり骨密度。
骨のしなやかさとはコラーゲンの質と量、つまり骨の質、骨質です。
「骨にコラーゲン?」と不思議に思われるかもしれませんが、コラーゲンのもと、アミノ酸が必要なのです。
骨を鉄筋コンクリートの建物だとすると、コンクリートの部分はリン酸カルシウムをメインに炭酸カルシウム、リン酸マグネシウムなどで構成されていて、骨に強さを与えます。(*6)
このように実は、骨に含まれるミネラル成分はカルシウムの他にも、リンやマグネシウムも必要だったのです。
この部分が骨密度に関わります。
次に縦に横に斜めに走る鉄筋部分は主にタンパク質の仲間であるコラーゲンで、骨に弾力性を与え、骨折しにくくしてくれます。(*7)
加齢と共にこれが少なくなってきて、しなやかさ(弾力性)に乏しくなり骨折しやすくなり、この部分が骨の質に関わります。
「骨の健康チェック ワンコイン500円測定会」のイベントを10月3日(金)は西陣千本店にて、4日(土)と5日(日)は四条新京極本店にて開催致します。
超音波を用いて手首で簡単に測れる測定器を使用し、骨の健康度を測定し、測定結果の説明を致します。
病院で骨量測定をされている方も多いかと思いますが、漢方薬局ならではの日頃気になるお身体のことや、漢方薬の相談などあれば一緒に説明させてもらいますので、お気軽にご来店くださいませ。
改めて実施日時のお知らせです。
西陣千本店は10月3日(金)
四条新京極本店は10月4日(土)5日(日)の2日間
両店舗とも午前の部:10時半~13時 午後の部:14時半~17時半
参加費は500円、お土産の参加特典もご用意しておりますので、ご家族や友人もお誘いあわせの上お越しくださいませ。
ご興味のある方は京都新聞広告や、阪本漢方堂のホームページをご覧くださいませ。
相談の出来る薬局 阪本漢方堂
*1支持機能 *2保護機能 *3造血機能 *4椎骨 *5赤色骨髄
*6骨塩 *7骨基質