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「桃と漢方:桃の葉、桃仁、桂枝茯苓丸」

皆さん、こんにちは。

本日、3月3日は「桃の節句」、ひな祭りです。

桃は、平安時代から花の観賞目的で栽培されていて、私たちが食べるような品種になったのは明治以降だそうです。

食べて美味しい桃ですが、桃の葉や種は漢方の世界でも利用しています。

 

桃の葉は、桃葉(とうよう)と呼ばれ、頭痛や首肩肘膝の関節の痛み、蕁麻疹などの場合にお茶代わりとして飲んだり、

皮膚トラブル(湿疹、あせも、肌荒れ)に、お風呂に入れて入浴剤として用いられます。

 

桃の種は桃仁(とうにん)と呼び、杏(あんず)の種と似た姿をしています。

内臓の化膿した膿を出す排膿の働きや、腸管内を潤す働きから高齢者や運動不足の方のコロコロ便の便通改善や、

血の滞りの改善から打身・打撲、神経痛、生理痛や下腹部痛に使用します。

 

この桃の種(桃仁)と、相性の良い生薬と組み合わせた漢方薬:桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん)をご紹介しましょう。

 

 

シナモンである桂皮(ケイヒ)をはじめ、ボタン科の牡丹皮(ぼたんぴ)と芍薬(シャクヤク)、

サルノコシカケ科の茯苓(ブクリョウ)など、5種類の生薬が配合されており、

血液の流れを良くして身体の熱のバランスを整えることから、冷えやのぼせ、肩こり、めまい、頭が重い(頭重)の改善や

シミやニキビ、しもやけ、湿疹、皮膚炎などの肌トラブルに役立ちます。

 

また、血の道症と云いまして、月経をはじめ妊娠、出産、産後、更年期などの女性ホルモンの変動に伴って現れる

精神不安やイライラなどの精神神経症状や、身体に現れる症状にも用いられます。

 

排卵の頃から月経が始まる前までの不快な症状、例えば下腹部の張りや痛み、頭痛、腰痛、乳房の痛み、

めまい、むくみなど、PMS:月経前症候群(げっけいまえしょうこうぐん)の女性にもおススメです。

 

ただし、同じ桂枝茯苓丸でも、製造元によっては配合量や製法、効き目が異なります。

阪本漢方堂では、原料生薬の配合割合や、粉末化したものを粒にする製法にこだわった、

飲み易い小さな丸薬タイプを取り扱っております。

 

1瓶、1600丸入(1か月分目安)4400円。

お得な3瓶セットだと1650円お得な11550円です。

 

皆さんの周りに、シミや大人ニキビ、更年期障害や月経痛、不正出血など女性特有のお悩みを抱える娘さんやお孫さんが

いらっしゃいましたら、是非阪本漢方堂を教えてあげて下さいね。

 

 

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