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あせも(汗疹)

2017/08/06 放送

連日厳しい蒸し暑さが続いておりますが、皆さん体調いかがでしょうか?

睡眠に、食欲に影響は出ていませんか?

先日お越しになられたご夫婦がおっしゃるには、庭の草取り・草引きをしていると玉のような汗をかく。ご主人は例年なりやすいのですが、今年もやはり汗疹(あせも)が出てきたとのことです。

今朝は汗疹(あせも)について取り上げてみましょう。

 

まず汗のかく場所は、ご存知のように上は頭皮から顔・首・脇・手の指・背中・お腹・お尻・足まで全身で、汗をかきます。

汗をイメージすると匂いや脇染みのような薄黄色を思い浮かべるかもしれません。

実際汗の出る腺は二つあって、一つは脇や胸(乳首)・下腹部・股間などにある汗の腺からは、タンパク質や脂質を含む汗が出ることから、汗特有の匂いや色がつきます。(*1)

もう一つはそれ以外の全身にある汗の腺からは無色透明の汗が出ます。(*2)

 

汗疹(あせも)は後者の汗の管がつまって、しかも汗の量が多くなり、乾いた汗の塩気による刺激や細菌などが汗の管を傷つけて、汗がその中に溜まることが原因します。

今の季節の京都盆地の蒸し暑さ、高温多湿が汗をかく条件になり、汗疹(あせも)も出来やすくなります。

 

首回りや、脇の下、胸元などに出来やすく、よく見かける赤いぶつぶつタイプは痒みが出やすいのと、痒みはあまり出ないが小さな水ぶくれがでるタイプがあります。

 

対策として、汗を吸収する下着を着ることや、汗をかいたらすぐに拭く、毎日お風呂に入り清潔にすることが挙げられます。

 

では漢方で予防や対策は出来ないものでしょうか?

今朝は桃の葉と、塗り薬赤マムシ膏をご紹介しましょう。

「今年の桃は甘くて美味しい」と言われていますが、あの桃の葉です。桃はバラ科の植物で、漢方の世界では種を桃仁(とうにん)と呼び血の滞りを改善する目的で多く用います。でも今朝は種ではなく、葉を入浴剤代わりにお風呂に入れて汗疹や湿疹、かぶれ、荒れ性に用います。

阪本家でも子供達がまだ小さかった頃、行水させる時に用いました。

もし夏場お風呂に湯を張らずに、シャワーで済ましておられるご家庭では、シャワー後に桃の葉を煮出したローションをつけるといいでしょう。

 

勿論、草引き、草刈りの途中や、子供さんたちの野球やサッカーの応援で汗をかいた際に、すぐに汗を拭いて、この桃の葉ローションをつける方法もおすすめです。

 

それでも汗疹がひどくなり、痒みが出てきたならば、塗り薬の赤まむし膏がお勧めです。

少し墨汁のような香りが有りますが、かゆみの他に、顔の荒れ、手荒れ、切り傷にもよく効きます。

赤まむし膏

 

 

ラジオをお聞きの皆さんの周りに、汗疹(あせも)が気になるお孫さんやご家族がいらっしゃいましたら、是非教えてあげて下さいね。

阪本漢方堂

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