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土用の丑の日 八つ目鰻

2017/07/09 放送

スーパーのお魚売り場で目にするようになりました。土用の丑の日ののぼり。今年の夏は

今月末25日(火)と来月の6日(日)の2回です。

土用の丑の日と云えば、なんと云っても鰻ですね。

今朝は鰻について、しかも昔から目に良いと云われる八つ目鰻を取り上げてみましょう。

 

ラジオをお聞きの皆さんは八つ目鰻をご存知ですか?

「名前からして目が八つ有るのか?」と思われるのではないでしょうか?

確かにこの八つ目鰻、見た目は普通の鰻にそっくりの姿で、同じように蒲焼にして食べたり出来るのですが、実は別の仲間になります。

まず普通の鰻はウナギ科に対して、八つ目鰻はヤツメウナギ科と分類学上別の仲間になるのです。

八つ目鰻の目は、実際8個あるのではなく、本当の眼が1対両側に2個だけなのですが、それと7対のエラ穴が一列に並んでいるのです。

さらに顎がなく、口が吸盤のようになっているのが特徴です。

 

八つ目鰻は北海道や青森、秋田、山形、新潟など主に日本海側に面する河川で獲れます。成長すると海に下り約6~8年後、鮭と同じように産卵のために川に戻ります。

含まれる栄養成分としては天然のビタミンA・ビタミンB類・ビタミンD、ビタミンE・鉄分などの他に、DHA(ドコサヘキサエン酸)やEPA(エイコサペンタエン酸)などが含まれます。

 

数年前の話ですが、私が東京出張に行った際にこの八つ目鰻の蒲焼を食べてきました。

北海道は石狩産の空輸された新鮮な八つ目鰻の蒲焼でした。

関西風の蒲焼と同じで、蒸さないで焼いており、

見た目は、焼き鳥ネギマの幅で、アナゴよりも肉厚です。歯ごたえがよく、普通の鰻のフワッとする感じとは全く異なり甘辛いタレで、味はかなり旨かったです。

 

ちなみに八つ目鰻は「目のビタミン」と云われる天然ビタミンAが他の食品と比べると多いので、パソコンをよく用いる方、受験勉強されている方、よく車の運転をなさる方などの目を酷使する方には最適です。

 

実際、薬局の店頭では目のお悩みで相談に来られる方が多いのですよ。

具体的にどのようなお悩みなかと申しますと

目がかすむ。目が疲れる。夕方暗くなってくると運転がしづらい。もうすぐ運転免許証の更新なのに心配。

目がコロコロする。目の乾燥(ドライアイ)。目の充血。疲れてくると目がクシャクシャする。

小学生の子供さんの視力低下などなど。

 

小さな黄色い粒で、昔でいう肝油みたいなイメージです。

小さな子供さんの場合、つまり3歳以上の保育園児や小学生15歳未満の中学生の場合には1日3回・1回1粒を食後に。

次に大人の場合、15歳以上の中学生より上の高校生や大学生、更に年配のおじいちゃん・おばあちゃんに至るまでは1日3回・1回2粒を食後服用お勧めします。

目の乾燥や夜盲症(とり目)に、それに病中病後の体力低下時のビタミンAの補給に、発育期のビタミンAの補給におすすめです。

 

 

ラジオをお聞きの皆さんの周りに、急に視力が弱くなってこのままでは眼鏡が必要と云われたお孫さんがいる方、車の運転免許証の更新日が近づいているのに目がかすんで心配な方、虫のような黒い点あるいは糸くずのようなものがチラついている方などいらっしゃいましたら、今日の情報を是非教えてあげて下さいね。

 

 

阪本漢方堂薬局

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