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「アブラナ科ブロッコリー(指定野菜)&白芥子(清湿化痰湯)」

皆さん、こんにちは。

野菜のブロッコリーが、農林水産省が定める指定野菜に今月(2026年4月)追加されました。農林水産省のホームページによりますと「指定野菜とは、消費量が多い野菜や多くなることが見込まれる野菜です。国産野菜の生産や出荷を安定させて、消費者の皆さんがいつでも野菜を食べれられるように指定しています」とあります。

ブロッコリーの新芽であるブロッコリースプラウトには抗酸化物質(*1 スルフォラファン)もビタミンCも含まれ、生で頂けます。我が家では、蕾は加熱してサラダや炒め物、スープなどに、茎の部分は細かく切ってチリメンジャコと炒めた料理などが、食卓によく登場します。

おもな栄養成分としては、インスリンの働きを介して食後の血糖コントロールや糖尿病予防に役立つミネラルの仲間クロム、骨に存在するタンパク質(*2 オステオカルシン )を活性化してカルシウムを骨に沈着させる働きをするビタミンK、また代表的な抗酸化物質でもあり鉄の吸収促進やコラーゲンの合成でお肌や骨の質を高めるビタミンCなどが含まれています。

ブロッコリーの粒のぎっしりと詰まった蕾に含まれるビタミンCは、茹でると1/3に減るので電子レンジで加熱するのがおススメです。

さてブロッコリーはアブラナ科の植物ですが、同じアブラナ科では、菜の花、キャベツ、大根、からしな、ワサビ、なずな(ぺんぺん草)などが挙げられます。

では漢方の世界でアブラナ科の生薬はあるのでしょうか?

身近な野菜と共通する部分では、大根の種:莱箙子(らいふくし)、白がらし(マスタード):白芥子(はくがいし)や、大青葉(だいせいよう)板藍根(ばんらんこん)が挙げられます。

 

今回は、マスタード(*3 クロガラシBrassica nigraを使用したマスタードも存在する )で有名な白がらしと漢方薬:清湿化痰湯(せいしつけたんとう)を取り上げてみましょう。

おでん、焼売、豚まん、納豆にもちいるカラシは「和からし」と呼ばれカラシナの種子で鼻にツンとくる辛みが特徴に対して、より粒の大きい白がらしの種子は辛味もマイルドです。

清湿化痰湯に配合されている生薬を詳しく見てみます。

生姜茯苓(サルノコシカケ科)、半夏(サトイモ科のカラスビシャクの球茎)の3種類は妊娠中つわりの漢方として使います。さらに陳皮(ミカン科)と甘草(マメ科)を組み合わせることで消化不良による胃のつかえ、胃の痛みや気管支炎よる痰の改善に用いることが出来ます。その他にシロカラシの種子(*4 白芥子(はくがいし) )を合わせて合計11種類の生薬が配合された、身体の余分な水分を取り除くことで神経痛、関節痛、筋肉痛を改善する、清湿化痰湯となります。

背中の冷え、背中や胸の痛み、咳をすると脇の下が引きつり痛みを訴える時に良いと云われており、身体の余分な水分が原因で身体のあちこちに痛みが起きるのは、漢方医学の特徴的な捉え方の一つです。

阪本漢方堂では飲みやすい顆粒タイプを取り扱っております。

皆さんの周りに、膝や股関節をはじめ手首や肩などの関節痛でお悩みの方や、坐骨神経痛、脊柱管狭窄症など痛みや痺れでお悩みの方がもしいらっしゃいましたら、是非阪本漢方堂を教えてあげてくださいね。

 

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