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こんにちは、阪本漢方堂です。
本日は「母の日」に関連して、女性の漢方相談に多い「貧血と漢方薬」について取り上げましょう。
貧血と云えば血液検査で最初に確認するのは、赤血球、血色素量、ヘマトクリットの項目で、血色素量とはヘモグロビンの量のことです。
実はヘモグロビンはタンパク質の仲間で、血液が赤く見えるのも鉄(*1)とタンパク質(*2)が結びついた赤色タンパク質なのです。
鉄不足になるとヘモグロビンを上手く作れず、更に赤血球自体も正常な大きさや数が作られなくなり不足してしまいます。
赤血球は肺で取り込んだ酸素を全身すみずみまで運んでくれるトラックの働きをしてくれるのですが、トラックの台数が少なくなるだけでも、身体のあちらこちらで酸素不足の症状が出てきます。
例えば、身体がだるい、疲れやすい、身体が冷える、めまい、立ちくらみ、動悸、息切れ、耳鳴り、顔色がさえない、目や口の粘膜が白くなる、爪が平たくなる又・スプーン状になるなど、貧血の症状として挙げることが出来ます。
あと意外なところでは、髪の毛の脱落、腸粘膜や皮膚の剥離、寝る時に足がムズムズして寝られない「むずむず脚症候群」の原因になるなど挙げられます。
貧血に伴う症状は思いの他、多いと思いませんか?
店頭の相談でも、持病として肺の病気や心臓の病気を患っている方が「動悸や息切れがひどくなった」と感じても、貧血が原因で動悸や息切れがひどくなったとは自覚しにくく、
その他にも「頭がボッーとする」「反応が鈍い」など貧血による酸素不足が原因なのか、認知機能低下なのか、一緒に相談に来られる家族も区別つかず悩まれます。
対策を建てる為に、貧血の原因を考えて行かねばなりません。
① 加齢と共に食べる量が減ってきたり、食事内容が同じものばかりで栄養が偏ってきたり、無理なダイエットしたりしていないか?
② 血液を造る工場:骨髄の病気が隠れていないか?(*3)
③ せっかく造った血液を壊したり(*4)、捨てたり(*5)していないか?
④ その他に腎臓やホルモンの状態が原因していなか?
など、受診して調べてもらう必要があります。
貧血対策の漢方薬の中から一つ、1日2回、煎じなくても簡単に飲むことが出来る婦人宝をご紹介致しましょう。
漢方のコラーゲン:阿膠(あきょう)をはじめセリ科の当帰や川芎(せんきゅう)、ボタン科の芍薬、マメ科の黄耆(おうぎ)など9種類の生薬が配合されております。
更年期の体調不良にお悩みの方に特におすすめで、
貧血をはじめ冷え症、のぼせ、めまい、耳鳴り、肩こり、頭痛、腰痛、生理不順、生理痛にも効き目があります。
飲み方は1日2回5mlと少量で、薬代はお試し10日分2.200円
30日分5.500円です。
お送りも出来ますので、詳しくはお電話くださいませ。
どのような症状で辛い思いをされているのか?
今までどのような治療をしてこられたのか?
症状が良くなってきて、ぶり返すことなく体調維持するにはどうすればよいのか等、
一緒に考えてみませんか?
皆さんの周りに、貧血をはじめ眩暈(めまい)、耳鳴り、肩こり、頭痛、冷え、のぼせなど更年期障害による体調不良の方がいらっしゃいましたら、是非阪本漢方堂を教えてあげて下さいね。
相談の出来る薬局 阪本漢方堂
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