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 「2月9日肉の日 筋肉をつけ足腰しっかり」

皆さん、おはようございます。

京都市四条新京極の阪本漢方堂です。

本日2月9日は肉の日なので筋肉をつけて足腰しっかり!について取り上げてみましょう。

 

先日妹さんと一緒にお越しになられた90歳代の女性のお話から。

この女性は神経痛を患っておられ、以前のお尻から太ももにかけての痛みは漢方薬で改善したが、膝から下の足、特に外側がビリビリ痛むとのこと。台所に立つとすぐ冷えを感じてしまい、痛みの感じない調子良い日と痛む日の差が大きいのでまた漢方薬が欲しいとお越しになりました。

痛む場所の確認で足を見せてもらっていたら、脹脛(ふくらはぎ)も細く柔らかい餅のような感触でした。

冬場は寒いので日課にしていた散歩もここ数ヶ月お休みされており、帰り際椅子から立ち上がる時も妹さんが手を貸してもらわないと力が入らず立ちにくい状態でした。

先月は住み慣れた自宅でつまずき転倒し、電気ストーブの角に肩をぶつけたそうです。

90歳代の年齢を考えると仕方ないでしょうが、足腰の筋肉の衰えを感じておられているようです。

寒い冬場は運動不足による筋肉の低下が気になるところです。80歳代でも70歳、60歳代でも誰しも加齢と共に運動量が低下し、筋肉の減少や筋力の衰えを自覚するようになり、「歳だから」と諦めがちになります。

特に高齢者における筋肉の減少は、外出する頻度が低下したり、転倒や骨折のリスクが増えたり、自立して日常の暮らしを送ることが難しくなる可能性が高まります。

近くに息子さん家族や娘さん家族が住んでおられても、一人暮らしを現在なさっておられているのなら尚更、自分の身の回りのことは自分で出来る、一人暮らしを続けられる身体作りが大切なポイントになります。

 

予防や改善をする為には、運動と食事(栄養)の効果的な組み合わせは欠かせません。

運動は、個人個人の筋力や運動機能の状態に応じた、安全かつ効果的な筋力トレーニングが重要です。店頭でもよくお伝えするのですが、リハビリに通っていても復習が大切ですよ。リハビリの先生からの自宅でも出来る宿題をもらいちゃんと自宅でも運動をしておくことが大切です。

ちゃんと鍛えれば、ちゃんと筋力はついてくれます。

宿題をもらって来られていない方、座ってしか運動出来ない方の場合には、阪本漢方堂では自宅で座って出来る運動のやり方もご説明しています。

 

次に食事、栄養面ですが、特に肉、魚、卵などの良質のタンパク質を豊富に含んだ動物性タンパク質食品の積極的な摂取が厚生労働省からも推奨されています。

動物性タンパク質食品と同様に栄養面から注目されているのがアミノ酸の利用です。

魚をくわえて走る猫のイラスト

身体を構成する栄養素の半分を占めるのがタンパク質、そのタンパク質の元となるアミノ酸をバランス良く取ることが大切です。現代人はタンパク質を十分摂取できているので、アミノ酸不足の心配はないかと思われます。

しかし高齢者の場合は、加齢と共に胃も小さくなり、食べられる量も減ってくる、食べたとしてもタンパク質の消化吸収能力の低下を考えると、普段の食生活にアミノ酸をバランスよく含んだ栄養機能食品(アミノ酸製剤)を加えてアミノ酸を摂るのも1つです。

例えば、阪本漢方堂で取り扱っている中では、プラセンタエキスとレバーエキス、酵母エキスに、ビタミンB2とビタミンB群の仲間のナイアシンが配合された液剤「新ビオアクトエルゴールド」約20~30日分目安(税込み)4860円も、飲み易くて、消化吸収力の弱い方からも好評です。

手足をはじめ身体の冷えを感じる方には、特にお湯割にして飲むと身体も温まると、これまた好評なのです。

 

皆さんの周りに、筋力をつけようと頑張っている方、足腰の筋力が弱ってきてすぐ腰かけたくなる方、最近つまずいたり転んだりすることが出てきた方、筋肉をつけて転倒防止をお考えの方が、いらっしゃいましたら、是非阪本漢方堂を教えてあげて下さいね。

 

肉の日にちなんだ話でした。

相談の出来る漢方薬局 阪本漢方堂

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