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「吾亦紅(ワレモコウ)と、痔の漢方薬槐角丸」

皆さん、おはようございます。

京都市四条新京極入り口の阪本漢方堂です。

秋に開花するワレモコウと漢方薬について取り上げてみましょう。

 

北は北海道から本州、四国、九州の山野に生えているワレモコウは、バラ科の多年草で、背丈も70~100cmにもなります。

秋にお花屋さんの店頭に並び始め、暗紅紫色(あんこうししょく)の花穂(かすい)には小さな花が沢山集まり、その小さな花も下から上に咲き進みます。

季節を感じさせてくれ、また可愛らしい姿なので、お好きな方も多いのではないでしょうか?

花言葉は、「移り行く日々」「変化」。生け花でも人気があります。

 

そのようなワレモコウも、実は漢方の世界で活躍してくれています。

用いる場所は根及び根茎で、生薬名を地楡(チユ、又はジユ)と云います。

下痢や出血のトラブル(血便・痔の出血・不正器出血など)に用います。

また痔によく効く漢方薬の中にも配合されていますので、痔のトラブルに関連してご紹介しましょう。

 

痔で悩んでおられる方は多いのです。妊婦さんや出産経験者、長時間の座り仕事をなさる方、普段から便秘の方など、イボ痔や切れ痔に悩む方がいらっしゃいます。

患う方が多いわりに、場所が場所だけに人に打ち明けられずに悩んでおられる方がおられます。

病院で診てもらおうという場合でも、異性の先生ならどうしよう?

同性の先生でも恥ずかしくなったりしてそのまま放置して悪化してしまう場合も少なく

ありません。

実際阪本漢方堂では、別のお悩み相談で漢方服用2回目3回目の購入時に、「実は数年前から痔で困っていて、相談しにくいが何かいものない?」と、相談を受けます。

 

実は痔にもいくつか種類がございます。患者の多くが占めるイボ痔と云われる痔核(じかく)、他に切れ痔と云われる裂肛(れっこう)、穴痔(あなじ)と云われる痔瘻(じろう)などがあります。

 

症状も色々で、症状をそれほど感じない場合から、痛みはなく血や膿が下着を汚すレベルから、肛門に意識がいってしまい異物感や不快感・圧迫感を感じる場合や、排便時に痛みや鮮やかな赤色の出血が伴う場合、文字通りの激しい痛みで肛門が痙攣する場合などがあります。

 

では漢方薬で痔に効くものはないのでしょうか?

阪本漢方堂ではお風呂に入れて頂く和漢生薬入浴剤と、飲む漢方薬を用います。

その中から、吾亦紅(ワレモコウ)、生薬名:地楡(ちゆ)を配合した精華槐角丸(せいかかいかくがん)を紹介します。

名前の槐角とはマメ科のエンジュの成熟した果実の生薬名で、別名を槐実(かいじつ)とも云います。

その他に炎症を抑える働きのシソ科の黄芩(おうごん)、血の流れをよくして痛みを抑える働きのせり科の当帰(とうき)と防風(ぼうふう)、気の巡りをよくするミカン科の枳殻(きこく)の合計6種類の生薬が配合された漢方薬です。

 

1日2回各8丸の飲みやすい粒タイプの漢方薬です。粉末や顆粒タイプが苦手な方でもこれなら飲めると云って頂いています。

イボ痔や切れ痔に伴う痛みや出血によく効きます。また痔や肛門の病気に伴う便秘の方に

おすすめの漢方です。

480丸入り30日分で税込み7150円です。

 

患う人によっては、便秘がメインで、便秘に伴う痔で困っている方、お腹がガスばる(腹部膨満感)で困っている方には、別の漢方錠剤タイプ1瓶3千円弱も用意しています。

同じ病名でもお一人、お一人の症状や体質に合わせて提案致します。

 

皆さんの周りに、お尻のトラブルで困っている人がいらっしゃいましたら、是非教えてあげて下さいね。ワレモコウに関連した漢方薬の話でした。

 

相談の出来る薬局 阪本漢方堂

 

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