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【丑湯と薬草風呂】~桃の葉、ヨモギ、ミント他~

皆さま、こんにちは。

今年の土用の丑の日は2回あり、明日8月5日(月)は土用二の丑です。

 

 

 

 

 

「土用の丑の日」は何も鰻だけではありません。

皆さん「丑湯(うしゆ)」ってご存知ですか?

昔は地域によって、土用の丑の日にお風呂に入ることで病気をしない「まじない」と云われています。

それにちなんで、「丑湯と薬草風呂」について取り上げてみましょう。

 

調べてみると全国の様々な温泉でも「丑湯祭り」なるものを開催されているのです。

江戸時代から、夏バテ防止や疲労回復の為に、「桃の葉」を湯船に入れて湯につかる「丑湯」と云う習慣が広く親しまれていたとのこと。

桃の葉は昔から汗疹(あせも)、日焼け、湿疹、かぶれ等に薬草風呂として用いたり、ローションにも加工されたりしてきました。(*1)

 

夏場は暑いから湯船に湯を張らず、簡単にシャワーだけで済ます方も多くなると思います。

しかし日中エアコンで体が冷えたり、ご家庭でも一晩中エアコンを使用することから、夏場でも冷えのご相談や関連して痛みや凝りの相談をお受けします。

 

「冷え」の程度によって、シャワーの日と湯船のお湯に浸かる日を一日おきになさるのも一つかも知れません。

その際に汗疹に良い「桃の葉」のお風呂以外に、ヨモギ風呂の時間を楽しませんか?

 

ヨモギは、キク科の植物で、生薬名を艾葉(がいよう)と云い、薬草として昔からよく使われています。

お灸・ヤイトに使う「もぐさ」の原料として、その他にヨモギ風呂や、ヨモギ蒸し、ヨモギローションとして体の外側から用います。

またお茶として、体の内側の冷えを改善することに用いられます。

冷えてお腹が痛む方や、お腹を温めると楽になる生理痛に、出血を止める働きから不正出血、痔の出血などにも用います。

 

ヨモギ風呂としては、家庭用のお風呂なら1回10~30gを袋につめて、浴槽にいれ、お湯を張り、少し時間をおいて色が出てから入ります。

冷えの方だけでなく、腰痛をはじめ痛み・こりの有る方・痔を患っている方などに用います。

 

更に阪本漢方堂ではオリジナル薬草風呂を3種類ご提案しています。

1つ目は「あったか風呂」 ヨモギの葉を中心にミカンの皮、ニワトコなど

2つ目は「ツルリンお風呂」 紫蘇の葉を中心にドクダミやスギナなど

3つ目は「リフレッシュお風呂」 ミント(薄荷)を中心にカモミールや柿の葉カモミールなど

この3種類のお風呂「あったかお風呂」「ツルリンお風呂」「リフレッシュお風呂」が入った3包セットで、660円です。(*2)

*上記画像をクリックしていただくと、オンライン購入ページに飛んでいただけます。

 

更に肩こり、腰痛、神経痛、リウマチでお悩みの方におススメしたい薬用入浴剤「湯の素」には、

ヨモギは勿論、カミツレ(カモミール)をはじめ、ミカンの皮:陳皮(ちんぴ)、

セリ科の当帰や川宆(せんきゅう)、ミント:薄荷など、これらを細かく刻み1回分ごと袋に入っており、

湯を張った湯船に入れるだけで簡単に用いられます。

お値段は10包入り2.200円、お徳用30包入り5.500円です。

 

阪本漢方堂では、お風呂の時間を楽しめる多数の薬草風呂をご提案出来ます。

皆さんのまわりに、夏の冷えの方や、首や肩こりでお悩みの方、腰痛関節痛でお悩みの方、

血流を良くしたい方などいらっしゃいましたら、是非阪本漢方堂を教えてあげて下さいね。

 

最後に「臨時休業:お盆休み」のお知らせです。

来週8月11日(日)~15日(木)まで、新京極四条本店&西陣千本店共に休業致しますので、よろしくお願い申し上げます。

相談の出来る薬局 阪本漢方堂

 

(*1)また桃の葉はお茶のように飲む場合には、湿疹の他に頭痛や関節の痛みに用いられます。

(*2)価格は令和6年7月現在税込。

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