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みなさん、こんにちは。
今回は、鉄不足による貧血について取り上げてみましょう。

貧血とは、血液中の赤血球やヘモグロビン(血色素)が少ないことを言いまして、
ヘモグロビンは身体のすみずみまで酸素を運搬するトラックのようなものです。
この運搬された酸素は細胞の中に存在するエネルギー製造工場であるミトコンドリアにも運ばれ、食事から得た栄養成分と共にエネルギーを製造します。
しかし、運搬トラックのヘモグロビンが酸素を届けてくれないと、細胞の中でエネルギーを製造できなくなり、
手足の末端の冷えや、めまい、立ちくらみが生じやすくなります。

貧血の症状として、だるさ(倦怠感)をはじめ、顔色がさえない、お肌のカサカサ、動悸、息切れ、耳鳴り、
目や口の粘膜が白くなる、爪は平らたくなったり、スプーン状になったりします。
漢方相談でも、ご自身が貧血と気付いていらっしゃらない方が多く見受けられます。
貧血にも種類があり、鉄不足の貧血のほか、
亜鉛不足の貧血
血液を製造する太い骨(骨髄)での製造機能に異常が生じるタイプの貧血(*1)
ビタミンB12や葉酸が不足して赤血球に成長する前段階で成熟できなくなるタイプの貧血(*2)
赤血球が通常より短い期間で壊れて不足するタイプの貧血(*3)
などもあります。
貧血には、次のような原因が考えられます。
①鉄分不足
太ったから…と、ダイエットのために食事量を減らしたり、栄養バランスの偏った食事を続けていると、赤血球を十分に作ることができず、
鉄分不足になってしまいます。

②鉄分の吸収力低下
鉄分は、亜鉛やカルシウムなどのミネラルと同じで吸収しにくい栄養素で、加齢や胃腸の不調、若くても胃酸の出を抑える胃薬の継続服用により
吸収が悪くなることがあります。
ちなみに、食材による吸収率は大豆製品や豆類、ひじきや海苔などの海藻類、小松菜やホウレンソウといった野菜などの非ヘム鉄の吸収率は2~5%、カツオやイワシなどの魚や牡蠣をはじめとした貝類、レバーや赤身肉に含まれるヘム鉄の吸収率は20~30%ほどになります。

③鉄分の消耗や損失
女性の場合は、月経による出血、妊娠出産時や授乳期の鉄分需要増大、男女問わず成長期の需要増大、痔や潰瘍による消化管からの慢性的な出血が
原因にあげられます。
阪本漢方堂では、鉄不足による貧血のご相談の際、食事面で赤血球の材料になるタンパク質(動物性、植物性を問わず)を意識して摂る。
鉄分がどの食材に多いかを意識し、鉄分の吸収を良くするビタミンCやクエン酸が含まれる野菜や果物の食べ合わせをおススメしています。
その他にも、体内での鉄のリサイクルが大切です。
古くなって役目を終えた赤血球を、免疫細胞の仲間である白血球(*4)が古い赤血球を分解します。鉄とその他の成分に分解し、
その分解された鉄は更に新しい赤血球を作るために再び使われます。

阪本漢方堂では免疫細胞の仲間である白血球を活性化させて貧血に役立つ薬を取り扱っている他、
鉄分や亜鉛を含有した国内産牡蠣肉エキスを取り扱っております。
みなさんの周りに、顔色がさえない、お肌の乾燥、耳鳴り、動悸、息切れ、めまい、立ちくらみ、疲労倦怠感など
気になる方がいらっしゃいましたら、ぜひ阪本漢方堂を教えてあげてくださいね。

相談の出来る薬局 阪本漢方堂
*1再生不良性貧血 *2巨赤芽球性貧血・悪性貧血 *3溶血性貧血
*4マクロファージ