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みなさん、こんにちは。
本日、11月8日は「いい歯の日」なので、歯を中心に「口のお悩みと漢方」について取り上げてみましょう。

歯と云いますと、虫歯や歯周病で痛みや腫れを経験し、歯医者さんにお世話になった方も多いのでは?
それ以外にも歯の食いしばりや、寝ている間の歯ぎしりを家族から指摘された方、
朝起きると顎がだるい様な痛い様な思いをされた方、作ったマウスピースが1~2か月しかもたなかった方の話を店頭でお聞きします。
先日お越しいただいたお馴染みさんのお父様90歳代は、歯の具合が悪く、昔は付き合いでよく飲み歩き、何でも美味しく食べていたが、
今では食べ物の硬さを気にするようになり、外食なんてさっぱり行かなくなったそうです。
何歳になっても自分の歯で、食べたいものを食べられる人生がいいですね。
ちなみに、調べてみますと30年前と比べて1人当たりの歯の欠損数は減りました。
厚生労働省発表2024年歯科疾患実態調査によりますと、1人当たりの平均喪失歯数は、
40歳代までは0.5本以下、50~54歳で1本、ところが60~64歳で2.7本に倍増、
65~69歳で4.7本と更に失う歯が増えます。
永久歯には、切歯(せっし)・犬歯(けんし)・小臼歯(しょうきゅうし)・大臼歯(だいきゅうし)の4種類合計32本あり、
歯茎(*1)の下に隠れている骨(*2)に、歯根膜と呼ばれる繊維(*3)に包まれて歯は収まっています。

歯茎(*1)に炎症が起こり、歯を支える骨(*2)が失われることが問題で、この歯を支える骨が減り過ぎると
入れ歯、ブリッジ、インプラントも難しくなってしまいます。
最近の発表では、歯周病による炎症物質や歯周病菌が血管に流れ込み、全身に運ばれて糖尿病、非アルコール性脂肪肝炎、
慢性腎臓病、脳梗塞や心臓病、アルツハイマー型認知症など、他の病気にも関連することがわかってきています。
かかりつけの歯医者さんを見つけ、定期的に診てもらい、自らも予防していきましょう。

今回は、歯槽膿漏で歯茎が腫れる、歯が浮く、口臭が気になる、口の粘膜や舌・ベロが腫れて痛むなどのお悩みに対する漢方薬
桂枝五物湯(けいしごもつとう)をご紹介します。
桂枝五物湯は、別名を桂枝桔梗湯(けいしききょうとう)とも呼ばれ、薬用シナモン、キキョウ科桔梗の根、
サルノコシカケ科の茯苓(ブクリョウ)、シソ科の黄芩(オウゴン)、ゴマノハグサ科の地黄(じおう)の5種類が配合されており、
身体の上部の熱をしずめて、口腔内の炎症を改善する原料生薬の組み合わせになります。
江戸時代の漢方医、すべての病は一つの毒に由来するものと「万病一毒説(まんびょういちどくせつ)」をとなえた
吉益東洞(よしますとうどう)がこの漢方薬を愛用しており、彼の邸宅が京都御所の南側、子供支援施設「こども未来館」隣の
竹間公園(京都市中京区東洞院竹屋町下る)に「名醫 吉益東洞宅蹟」の石碑があります。(*4)

阪本漢方堂では、煎じなくても飲みやすい顆粒タイプを取り扱っておりますので、
みなさんの周りに、口臭、口内炎、舌・ベロのお悩みなどでお困りの方がいらっしゃいましたら、ぜひ阪本漢方堂を教えてあげて下さいね。

相談の出来る薬局 阪本漢方堂
*1歯肉 *2歯槽骨 *3結合組織 *4阪本漢方堂四条新京極本店からも、西陣千本店からも車で共に約10分の距離です。